石水博物館  光君の世界がここに

石水博物館の<京都の商人のコレクション>を見る。f:id:orizome:20241010142259j:image

洛東遺芳館(京の豪商・柏原家(柏屋)伝来のコレクションを展示する館)の名品が三重に

「柏原家と川喜田家とは幕末に縁戚関係を結び、以来交流を深めました。
本展では、洛東遺芳館が所蔵する数多の名品の中から、円山・四条派の優品をはじめ、優美な婚礼調度などを展示します。今日まで脈々と受け継がれる京商人の美意識を感じていただければ幸いです。」(以上石水博物館ホームページより)

石水博物館は半泥子の作品が好きなので、年に何度か行きます。平日の午後ほとんど貸切状態で楽しみました。今回1階の展示室(洛東遺芳館名品)は写真OKなので、なんか得した気分。f:id:orizome:20241010142252j:image

 

チラシの虎絵(応挙)は毛並みが本当にリアル。尻尾を持ってみたいな。

 

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圧巻なのは猛虎図 明治のはじめの作品だけど、金屏風(六曲1双)が圧巻だった。お尻をむけている虎も良き。

 

 

 

嫁入り道具(貝桶・あわせ貝 江戸時代末)の展示は180組の貝の展示が良かった。光君で貝合わせの遊びの様子がちょうど放映されたばかりで、ちょっと時代は後だが、江戸時代の婚礼調度としての合わせ貝(貝は一組しか会うことがなく、貞操のシンボルとして婚礼調度に用いられた)は平安貴族の様子や季節の花などが描かれ、見応えがあった。そしてそれの納められたケース(貝桶)も漆で家紋が入って豪華だった。f:id:orizome:20241010142307j:image

 

 

 

 

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2階は「川喜田半泥子(かわきたはんでいし)の作品と季節の館蔵品」でお馴染みの茶碗と道具が展示されていた。季節「秋」にちなみ。すず虫 雪の曙 雅茶子 一声 雨後夕陽 水差しの「慾袋」もあった。こちらも貸切状態で鑑賞

ねこがいっぱい 楽しいよ、

メナード美術館の展示は動物

馬牛 うさぎ いろいろ展示されていました

特に好きだったのはライオン チーターですf:id:orizome:20220828170205j:image

伊藤一子さんの 針金の猫 美術館内にちょこちょこいて見つけては いろいろな方向から見て

眼の色と仕草の可愛さに癒されてました。f:id:orizome:20220828170511j:image

その他も富田なつみさんの諭吉と大河ほのぼのします

私が好きな田渕俊夫さんの(遠い思い出、家路) もありました。マリノ. マリーニ(馬と騎手)と船越桂さんの(長い休止符)も私を待っていてくれました