河口湖へ行こう ~日曜美術館を見て~

磯江毅 
「スペインを拠点に活動した現代リアリズム絵画の第一人者、磯江毅(1954-2007)。高い精神性をたたえた細密表現をあますところなく伝える。

1954年大阪生まれの磯江毅は、19歳で単身スペインに渡り、マドリードプラド美術館の作品群、中でもドイツのアルブレヒト・デューラーフランドル派のヴァン・デル・ウェイデンらの作品に魅了され、模写をし、また人体デッサンを学び、同時代のスペインのリアリズム絵画作家と共感し、以来、約30年間マドリードを拠点に制作活動を続けた。リアリズム絵画の伝統が色濃く残り、いまなお写実表現の新たな展開を見せるスペインで、「Gustavo ISOE」という名で活躍した。その精緻な質感表現と静寂に包まれた画面は、超絶技巧という言葉だけでは語りつくせない、絵画の本質的な問いかけを観るものに突きつける。

リアリティーとは何か──つねにそれを追い求めた彼の生涯は、画家としての円熟期にさしかかり、その最高を迎えたときに人生を全うした。53歳という早すぎる死は磯江にとって悲しいことであり、彼の絵を見るものにとっては大きな喪失だといえよう。」
「シーツの上の裸婦」
本当にすごい 29才で ここまで描く
写実絵画
対象物と長い時間対話する。
物が持っている時間までも、、、
 
表現するのは自分ではなく、物。
 
鉛筆だけで モノクロームの世界
「深いねむり」
 
晩年の作品
上から見る 円の美しさ お皿の上の生物
 
物の成り立ちや仕組みを知り、内なる力を表現したい。
 
これから本当の絵が描けるようになった時に、
、、
 
今 生きていたらどんな作品を見せてくれたのか、、
と思います。
 
 
 
日曜美術館で紹介されたので 知ることができました。
「河口湖ミューズ館」で9月までやっているので、夏休みは河口湖へ