週末(正月)は美術館めぐり

2016年最初の美術館は、我が家から一番近い「パラミタ美術館」です
2日は、朝は福袋を買いにイオンへ午後からはパラミタ美術館へ行きました。
イメージ 1






初代 諸戸清六翁は1846年、加路戸新田(桑名郡木曽岬町)に諸戸家の長男として生まれました。そして18歳の若さで当主となり米の仲買で財をなすと、私財を投じて桑名市民のために当時最新の上水道(諸戸水道)を建設し、市内の30箇所以上に消火栓を設けるなど、公益事業にも力を注ぎました。また同時に、郷土の文化財流出を防ぐため、美術品を蒐集しました。
 1906年に清六翁が死去した後、次男 精太氏が本邸を受け継ぎました。精太氏は茶道 松尾流や、数寄者として有名な 益田鈍翁(孝)とも親交を結びます。清六翁同様美術品を蒐集しますが、精太氏は特に厳選された茶道具を蒐集しました。この二代にわたり蒐集された数々の名品が現在の桑名・諸戸家コレクションの礎となっています。
 本展ではこの質の高いコレクションより、「大名物 青磁蕪無 花入」「中興名物 瀬戸真如堂手 茶入 銘 藤重」「小堀遠州作 共筒茶杓 銘 鼓の瀧」などの茶道具の逸品をはじめ、狩野探幽竜虎屏風」、狩野山雪「楼閣山水屏風」、松平定信筆の和歌など、諸戸家ゆかりの名品68点を展示します。

毎年、お正月はパラミタ美術館へ行って、お楽しみくじを引いて絵を見るパターンになってきました。
今回は、お茶道具のコレクションなので、くじがなかったら絶対行かない展覧会だと思うけれど、行ったよかった。
お茶道具以外に 狩野探幽の絵や常設の萬古のコレクションもゆっくり見ました。
くじ引きは、「はずれ」(絵葉書)でした。今回の当たりは「内田鋼一さんの作品」だったので、もう後3本ぐらい引いて、当たりたいと思ったほどです。

2016年2つ目はメナード美術館です。
1月3日は、小牧へ主人と出かけました。まずはメナード美術館


ここも、先着100名にカレンダープレゼントなので、ちゃっかり開館と同時に行って、カレンダーをもらってきました。

メナード美術館は、やはりすごい

展示のしかたも

はじめの部屋には 田渕俊夫さんの大きな作品がならんでいます
水墨画の「三華繚乱」 緑がきれいな「大和大柳生」どちらも素敵な絵でした。そして常設のマリノ・マリニー作 「馬と騎手」に新年の挨拶をして、伊賀焼の水差しと花入れを見て第2室に
「花鳥風月」のテーマで展示してあります。玉堂の 松と鶴 青邨の椿 御舟の紅梅 千波の桜 華やかな日本画がならんでました。 
次の部屋は「うたを楽しむ」で琳派の作品や和歌が展示してありました。芹沢圭介の染物での「いろは文屏風」が面白くてよかったです。
イメージ 3

最後の部屋は「日本の伝統色紅白」をテーマに日イメージ 2本画 油絵がならんでました。やっぱりここの美術館、持っているものが銘品ばかり、華やいだ絵を楽しみました。
そして、常設展はメナードコレクションの洋画の名品が並んでます。

メナード美術館でゆっくり絵を見てから、主人の趣味に付き合って「成田(錦鯉販売店)」の初売に行きました。
錦鯉も綺麗だけど、生き物だからね。