奈良へ 修学旅行 二日目

5月1日
二日目は平等院からスタートです
「永承7年(1052)、時の関白藤原頼通が、父 道長より譲り受けた別業を仏寺に改め、平等院としました。この年は末法初年に当たるとされ、末法思想が貴族や僧侶らの心をとらえ、極楽往生を願う浄土信仰が社会の各層に広く流行していました。その翌年の天喜元年(1053)には阿弥陀堂鳳凰堂)が落慶し、堂内には、平安時代の最高の仏師定朝によって制作された丈六の阿弥陀如来坐像が安置され、華やかさを極めたとされています。約1000年前に建立された建造物や仏像が今に伝えられ、世界遺産にも登録されております。」

平等院の建物も 藤の花も満開でした
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藤の花が見ごろでした。

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蓮の花も咲き始め
満開の時にも来たいと思える。見ごたえのある。ミュージアムでした。

平等院ミュージアムに「雲中供養菩薩像」が展示してあって、近くで見ることができました。
これがよかった、どの仏さんもしなやかで優雅で、楽器を持って雲に乗り空を飛ぶ
音楽が聞こえそうで、いいものを見ました。

そして奈良に向かいます
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二月堂 三月堂を見て
シカともあそんで
大仏殿へ
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奈良の大仏の大きさにびっくりし、もちろん鼻の穴もくぐって、あうんの獅子を見て
最後の目的地、法隆寺へ向かいます。

法隆寺は観光バスがほとんど入っていない、すいているので、何もかもがゆっくりと見ることができました。
最古の木造建築の「五重塔」立派です。

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南大門の階段の下に魚の形をした石が地面に埋め込まれています。この石には、どんなに大雨が降ってもこの石の位置よりも水位が上がらないということから、魚(水)はここまでまでしか来ないという意味が込められています。
鯛石を踏んで、南大門をくぐります。
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大講堂も立派です。
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金堂の中もゆっくり見ることができました。「釈迦三尊像」よかった
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その後、有名な正岡子規の歌碑
「柿くへば鐘がなるなり法隆寺
鏡池の片目のカエルの話を聞き
「西院伽藍と東院伽藍を結ぶ石畳の大路の奥にある因可池は付近には昔、太子が住んでいた斑鳩宮がありました。太子が学問をしている時に蛙があまりに鳴いたそうで、静かにするように筆で目をついたところ、この池の蛙はすべて片目になったといわれているそうです。」
夢殿へ
この建物は、やっぱり美しい、

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大宝蔵院の見学の前に、見つけてほしい三つの宝を復習して
入館 以前より明るくなり、百済観音像 玉虫厨子もじっくり見れました。人が少なかったことが一番かな
飛鳥時代の仏像や装飾品がこんな形で残っていて、見ることのできるのは、法隆寺があったからこそだと思う。

法隆寺の七不思議や隠された十字架の本を読み、聖徳太子や飛鳥文化、歴史に興味を持ち、大学でも歴史学科に入ったのは、法隆寺がルーツかなと思いながら、5回目の法隆寺を楽しみました。

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