週末は美術館めぐり 新潟(長岡)

新潟(長岡)の美術館 2つ 加山又造

長岡の「新潟県立近代美術館」と「駒形十吉記念美術館」の二つの会場で、生誕90年加山又造展をしています。
これだけは行きたいと思っていたので、行ってきました。
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日本画家・加山又造は、京都西陣の和装図案を生業とする家に生まれました。戦後、日本画家として歩み始めた加山は、終戦直後の混乱と伝統絵画の危機に直面し、ラスコー洞窟壁画、ブリ
ューゲル、ルソー、ピカソを始めとする西欧の様々な絵画を貪欲に吸収しつつ、日本画の伝統的な技法や意匠を基に鋭いセンスで現代によみがえらせました。
 加山は、戦後の日本画の革新を担う旗手として活躍し、華麗な装飾美による屏風絵ばかりでなく斬新な裸婦にも挑戦しました。後には水墨画にも取り組み、その活動は絵画にとどまらず、陶器や着物の絵付けなどにも及びました。1997年には文化功労者に顕彰され、2003年には文化勲章を受章しました。
 加山の生誕90年にあたる本年、これを記念して初期から晩年に至る作品により、その画業を4つの章によって辿ります。革新的でありながら生命感あふれる美しく華麗な日本画の世界へと誘います。ぜひ、ご高覧ください。」
美術館ホームページより

加山又造のイメージは、ペルシャ猫とレースをまとった女性のヌードというイメージなのですが、初期のころの動物を描いた作品がよかった。フラミンゴ・迷える鹿・月と駱駝 狼 戦後まもなく、まだ20代のころにこんな作品を描くのにちょっとびっくり、その後琳派の流れをくむ 紅白梅や鶴の絵もよかった。
そして、女性のヌード はなびら 線がきれいでずっと見ていました。
作品数はそんなに多くなく、ゆっくりと見ることができました。

常設展は写真がOKなので 写真で紹介します
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横山操 港 四日市港を描いたという説明に1950年代の四日港を思いました。多分四日市喘息 四日市公害の始まりのころだと思う 空が灰色、海も けだるい悲しい感じの絵でした。
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中村つね 明治の洋画家ですが好きです
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ミロの作品が たくさんならんでました
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この美術館 好きです。



その後 駒形十吉美術館の方の加山又造の作品も見てきました。
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9月は萬鉄五郎展があります。
また来たいな、、、