西の栖鳳 東の大観

西の栖鳳・東の大観を同時に見る
松柏美術館で、竹内栖鳳展をやっている,
 
ちらしの「蹴合」の絵がよんでいる。
 
今日は、最終日、松柏美術館(奈良)までドライブです。
 
 
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池のほとりの住宅街にあります。
駐車場から、階段を昇り
庭を抜けて
玄関に着きます。
 
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芙蓉の花が綺麗でした。
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松柏美術館は、6月に「上村松園 大正期の芸術」で行って、
松園の作品
「花がたみ」
「ほたる」
楊貴妃
を見て、松園の下絵や随筆・写真を見て、松園を知りたくなって、この本を読みました。
宮尾登美子の「序の舞」です。
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この本、面白かった。松園と松園の母の物語で、松園の一生が小説になっています。
絵が大好きな少女が、女だからといろいろな偏見や迫害に会いながら、自分絵を完成していく。
松園の一生が小説になった本です。
これを読むとまた、松園の絵を見る見方がちがって、画集を見ながら楽しめました。
そして、竹内栖鳳も松園の3番目の先生として出てきます。
ロマンスも、、、
 
今回初めて、竹内栖鳳の絵を見ました。 
 
  
ポスターになっていた。「蹴合」 すごい、、、
「ベニスの月」も 水墨画でこんな風に外国の風景画かけるんだ
 
そして、ヨーロッパから帰ってすぐ発表された
「大獅子図」
 
明治の時代にこんな絵が描かれたと思うとびっくりする。
 
 
 
 
その後、奈良を散策して帰るつもりでいたら、
主人が今度は京都駅をナビに入力 
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美術館「えき」KYOTOで「横山大観展」に行く
足立美術館横山大観コレクションがならんでいた。
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京都駅が新しくなってからはじめてです。
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階段がポケモン おもしろい
 
 
横山大観の絵は、名古屋でもよく回顧展がされるし、足立美術館でも見たことがあり、なじみ深いけど。今回のように、一同に並ぶと 横山大観は日本が大好きで「日本画の中の日本画」という感じ、、、、
龍が雲を呼んでいる画があった、蕭白等伯の竜ともちがう、大観の上品な龍があった。
 
有名な「無我」も出ていた。
20才でこれを描くのがすごい。
 
大観とフェノロサ岡倉天心との交流書いてあって、ボストン美術館続きで、日本画を楽しんだ週末でした。
 
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京都タワーも行きました
 
駅から少し離れたところに
おしゃれな店発見
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ここで氷を食べて
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 本当は店内で食べようと思っていたのに、持ち帰り用の氷が、、、
おしゃれな店内で これを食べました。
 
そして、帰宅 
一日で西の栖鳳・東の大観を 西の美術館で見ました。