院展 松坂屋美術館

春の院展
 名古屋 松坂屋美術館
春と秋の院展は、見逃さないようにしています
というより、とても楽しみにしています。
自分の好きな作家さんがどんな絵を書くのか、
新作の見れる機会ですし
若い人の作品を見るのも、ベテランの作品を見るのも
贔屓の作家が、入選しているか確かめるのも、、、、、
会場いっぱいの、作品のパワーに圧倒されながら、展覧会を楽しんでいます。
 
以前は、2回ぐらい見に行ったりしていたのですが、今回は最終日近い 土曜日の午後
結構な人がいました。
作品を見るのに列ができるくらい、、、
おしゃべりも多く
会場の係りの人も、注意しない、、、、
デパートの美術館だから、もう雰囲気的にざわざわの空気になっていたのかも
 
岩永てるみさん 
サン・ラサール駅 この人の黒の使い方が好き 光のさす感じも、、、駅なのに電車は下に少しで、天井からの光が注いでいる感じがいい
 
岡田しんじさん 
贔屓の作家です。今回も光と女性、、、今回の作品は色が少ないかな 前回の黄色が素敵だったので、そこはちょっとだけど、女の人の背中が綺麗 レースのカーテンも、、、
 
西田しゅんえいさん 
 鶴 3匹 力強い感じがする画です。草の質感も、中央に金があって何かなと思ったら、解説を読んで、朝日なんだと分かる。 読まなくても、朝の空気感が伝わるともっとすごいのにと思った。以前の絵は、絵の中の空気も伝わってきたけど、、、好きな作家なのでいい作品を描いて欲しい。
 
角島なおきさん 
今回奨励賞をとっていました。いつもの山伏をテーマにした絵 大きく描かれた山伏 その後ろの光の感じもいい。ずっと変わらず同じテーマで出品し続ける、それにも関心。
 
吉村よしひろさん 過日
 こんな感じの色使いの画が続いている。私は好き 散歩している男性の顔や感じが 今売り出しの俳優佐藤健君に似ていると思うのは私だけかな、、、
 
北田かつみさん 
はこの人が描く、女性像が好きだったのだけど、この頃は、抽象的な花・水・風が、、
デザイ的でいいけれど、女性像の大作が見たい。
 
芝やすひろさん 私の中でNO1かな
あったかい感じの絵 お兄ちゃんの背中によりそう弟 目がいい お兄ちゃんの表情も、、、そして、後ろの木々や光 やっぱりこの人の作品は好き 立ち止まって見ていたら、多くの人が いいね かわいいねと感想を言ってました。作品の中の男の子がだんだん成長していくのを見守りながら、芝さんの作品を見ています。
 
牧野たまきさん 私の中のNO2
秋の十字架の丘も良かったけど 今回もどこかの浜辺だと思うけど 中央の木にかかった鍵 遠くに登る煙 この作品への思いや意図を聞いてみたい。
 
他にすごいなと思った 松村こうたさん 段 階段を書いただけなのに、光 質感 圧倒する。スケールが大きいのが分かる。
 
この頃注目の石谷さん 紡ぐ 女性の持つ糸の細さ 手の感じ 光の感じ 女性の表情良い 
 
大谷りょうさんもいい 白いふくろう 白いレースを着た女性の祈るような表情 うまいな
 
初入選の人の絵も見ながら
愛知芸大出身の作家さんの名前を探し、今回残念ながらこの会場に展示されていない人の作品の事を思いながら、、、
 
2時間近くかけて見ました。
 
その後
画廊で 院展系の大家 大観から平山郁夫 片岡珠子さんの作品を見て
上野高さんの個展を見ました。
 
名古屋画廊の 笠井誠一 洋画 を見ました。 日本画ばかり見てから 洋画 作品のシンプルで鮮やかな色彩がちょっとグッときました。 これからも笠井誠一の作品を見ていくだろうなと思いました。
 
そして香月の作品展もやっていたのでそれも見て
古美術店 二件を周り 名古屋を後にしました。