週末は美術館巡り

あっという間に7月も第3週に入ってしまい
毎週いろいろ美術館に行っているけど 書いてないので まとめてみました
7月4日
東京で美術館巡り 東京に日帰りで行ってきました。浅草で開かれている石展を見るために、でも時間を見つけて、開館と同時に  
三菱一号美術館「幕末明治のスター絵師と弟子コンドル
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建築家コンドルは、鹿鳴館や明治のいろいろな建築物を設計した 建築家で、私の住む三重県桑名の六華苑もコンドルが作ったものです。
今回の展覧会はコンドルと暁斎の関係を中心に、コンドルの作品と暁斎の作品が展示してあった。

暁斎のイメージは幽霊、地獄絵、なんか面白くって迫力のある絵を描く、明治の画家というイメージだったけど、今回、ニューヨークのメトロポリタン美術館からの動物画や役者絵や猫、お化け いろいろな暁斎の絵があり、よかったです。展示替えもあるので、もし、後期も見に行けたらなと思っています。

その後
東京ステーションギャラリで 没後30年 鴨居玲展 踊り候え
ステーションギャラリーに行きたかったので行けて満足 鴨居玲の作品とレンガの壁がよくあっていた。



7月11日
パラミタミュージアム   
劉生、再発見!
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大正から昭和初期、わずか38年の生涯で日本近代絵画史に偉大な足跡を残した岸田劉生(きしだ りゅうせい)(明治24年昭和4年)の多面的な魅力を紹介。この展覧会では、笠間日動美術館コレクションから、少女から大人になる時期の愛娘の麗子を描いた「麗子十六歳之像」などの油彩画と、『白樺』を通して多数手がけた装幀画に加え、水彩、墨画、素描、版画など100点を超える多様な作品を紹介する。

我が家に一番近い美術館で
常設展も年に何回も行くので見ているのですが万古焼の名品や パラミタガーデン・中村晋也さんの彫刻等、楽しめる美術館です。
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今回は このからくり人形のショーの時間に行って 見てきました。

7月12日
伊勢へ行ったので 小坡美術館へ
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伊藤小坡は1877年 (明治10年)、猿田彦神社宮司宇治土公貞幹の長女として生まれました。本名は佐登。18歳で伊勢の磯部百鱗に入門。21歳で京都に出て、森川曽文に師事。「文耕」の雅号をもらいうけ、画業にいそしみました。
曽文、病のため、谷口香嶠に師事し、次に「小坡」の雅号をもらいます。谷口門下の伊藤鷺城 (又次)と結婚。その後、皇后陛下の御前での揮毫や帝展入選など、さまざまな場で活躍し、1968年(昭和43)年、90歳で逝去しました。

7月18日
名都美術館 日本画っていいね
作家は描く対象や構成に合わせて画面の大きさや形を選択し、1つの世界を創造していきます。 日本画ならではの屏風や軸装は、独特の雰囲気を醸し出します。本展では作家が選んだ画面に注目してご覧ください。
併設企画の「はやぶさの会 2015」は、愛知県立芸術大学日本画研究室との合同企画です。 日本画壇を牽引する画家として制作を続けながら、後進の指導にあたる教員の作品と、選抜された学生の作品をご紹介します。 今日の日本画として、若手の挑戦もお楽しみ頂ければ幸いです。


7月19日
古川美術館 古川美術館企画展「四季暦〜朱夏之章」
日本には古来、美しい四季の循環を陰陽五行説になぞらえた、「青春」、「朱夏」、「白秋」、「玄冬」といった美しい言葉があります。今年度の古川美術館では、館蔵品を通じてこの美しい四季を巡ります。
夏にあたる本展「朱夏之章」では、≪立夏≫≪入梅≫といった節気に導かれながら作品を展覧します。山々には緑が目立ち始め夏の気配を感じる≪立夏≫を皮切りに、草木も次第に生い茂り、鮎の遡上も始まる頃である≪小満≫。そして≪入梅≫は、うっとうしい雨の時季ですが、大地に潤いを与え、地を養う大切な季節です。そして夏本番となる≪少暑≫、最も暑い時期である≪大暑≫と、季節は廻っていきます。
東山魁夷山元春挙竹内栖鳳鏑木清方、宇田荻邨などが描いた自然の織り成す美しい景色や人々の営みの移り変わりなど、夏の様々な諸相を、当館の所蔵品でつむぎます。
夏本番を前に一足早い“夏”をお楽しみ下さい。
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宇田荻邨「淀の水車」1944年頃 古川美術館

片岡球子日本画家・片岡球子(1905-2008)は鮮烈な色彩、大胆にデフォルメされた形、力強い筆使いの画風で知られています。これらは、球子独自のものとして戦後の日本美術院において他の画家の追随を許しませんでした。
 球子の制作は対象をじっくりと観察することから始まりますが、対象に深く没入するのではなく、むしろ対象を咀嚼するかのように、自分の眼に映るものを自分の感覚に引きつけ、独特の色使いと形のとらえ方によってつかみ取ります。歴史上の人物のように眼の前に存在しない対象を描く場合も同様です。現代を生きる人間として描かれる球子の歴史人物画は、他の作家たちが描くものとは全く性格が異なります。
 さらに晩年には裸婦という新たな主題に取り組みます。眼の前の対象に忠実に、その形や重量感を線と色彩によってとらえようとする態度からは、描くことの意味を常に問い続ける球子の意欲がうかがえます。球子のこうした姿勢は、創立当時の日本美術院の作家達の制作態度にも通じ、またこれまでの日本画の枠組みを超えようとする後進の作家達にも大きな刺激となったことでしょう。
 本展では、代表作によって球子の画業をたどるとともに、遺されたスケッチ、資料類もあわせて展示します。作家がどのように眼の前の世界と向き合い、どのようにその世界をとらえたかを示すことで、作家の芸術の本質に迫るとともに、その今日的意味を探ります。