週末は美術館へ 京都 バルティスと黒田清輝

7月の3連休の最終日は
京都へ行きました。
まずは
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初期のデッサンから 晩年の風景画まで 時代をおって展示してありました。
 
他に書簡 や 写真もたくさん展示してありました。
 
黒田清輝は日本の洋画を引っ張ってきた人、代表作の智・感・情は 本当に品があって力強く、すごいと思う作品でした。 あの時代(明治時代)に等身大の裸婦を描くこと自体センセーショナルのことで、でもそれが、本当に品があって、力がある。  
 
もう一つ「昔語り」という作品の下絵、デッサンがたくさんありました。この絵は、もう焼失してないのですが、その絵を書くためのデッサン、下絵がたくさん展示してあって、それを見て、写真から作ったその絵のパネルを見て、もし、今残っていたらこの絵も、 黒田清輝 すごいと思いました。
 
 
 
もちろん、湖畔もよかった。
 
フランスへ留学中に描いた。デッサンがたくさんあって20代でいろいろ吸収して、すごい絵を書いているのがわかりました。
 
 
その後 京都市美術館
バルティス展へ行きました。
今年、注目の展覧会です。 バルティスはほとんど知らなかったのですが、昨年、名古屋の画廊で
写真家・原久路さんのバルテュス絵画の考察」の写真展があって
少女がいろいろなポーズをとったモノクロの写真 それは、バルティスの絵の再現と説明があって
こんな絵を描くバルティスとは、、、で興味を持ち
東京でやっていて、TV等でも特集されて、京都に来たら行こうと決めていた展示会です。
 
もっと混んでいるかなと思ったら、ほどほどでした。
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初年時代から 詩人のリルケに才能を認められ 画集を出す。
嵐が丘の挿絵が展示してあった、この挿絵で読んでみたいな。嵐が丘を、、、
 
猫の王様 気まぐれで、誰にも媚をうらない猫が好きなのも分かるようなきがする。
 
晩年日本人の女性 節子さんと結婚するのだが、50歳と二十歳、、、、
その節子さんが、バルティスの思い出を語っていたので、イヤホンガイドも聞きながらバルティス展を楽しみました。
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同じ油絵でも全然違う 二人の画家、でも女性の美しさ 神秘さを表そうとしたところは同じかな、、、
 
もう一つ行きたいところがあったのですが 美術館を出たのが4時だったので、あきらめて帰宅
 
もう少し計画的に行けばよかった。
 
せっかく京都まで行ったのに、観光はほとんどせず、帰ってきたので ちょっともったいなかったかな。