週末は美術館めぐり  名都美術館~三重県美術館

あっという間に 12月 今年も美術館へはぼちぼち行っています。
なかなか、ブログに書けなくって、 なんと夏から書いていない、でも9月は宇宙兄弟展や浅野彌栄を見に行ったし 10月は草間弥生・守一に行って、11月は週末は美術館のはしごをしていたので、書きたいことはたくさんあってのだけど、、、
その時は、帰ったら書くと思っていたけれど、なかなか書かずに、たまってきていて、よけいに書かなくなったので、まずは今日の美術館巡りを書いて、あとはかけたら自分の覚えのために書こうと思います。
 
12月14日 名都美術館「遥かなる悠久の大地 平山郁夫展」今日が最終日でした。駐車場もいっぱいで、賑わっていました。 平山郁夫シルクロード美術館の「平成の洛中洛外」がよかった。これは、2003.2004年院展出品作で院展の時に見たのだけど、2つ並べておいてあると圧巻でした。 また、「求法高僧東帰図」  平山郁夫の初期の代表作を初めて見ました。 金地に僧のシルエットが 天竺を目指して来たお坊さんが、中国に帰る絵なのですが、良かったです。
瀬戸内の自然を描いた絵やシルクロード アンコールワットイスタンブールの宮殿等を描いた絵が並んでいて、ブルーがきれいでした。
 
作品数は多くなかったけれど、やっぱり 平山郁夫はすごぃと思い、いい絵をたくさん見せてもらいました。
 
名都美術館を出て、今度は 栄の三越で 岩永てるみさんや芝康弘さん松村公太さんたちグループの「リプル展」を見に行きました。
岩永さんの景色 雨上がりの絵がよかった。院展でも岩永さんの作品を見て好きだなと思っていて、今回の作品、もよかった。 芝さんの駅の絵もよかった。
 
その後 高速を走り 津へ 三重県美術館の浅野弥衛展へ 今年は浅野弥衛生誕100年なので、三重県美術館をはじめ 11月にはパラミタミュージアムでもやっていて、9月の末には鈴鹿の浅野弥衛の生家でも展覧会をやっていて、三つの展覧会を見たのだけど、この人の生き方や作品に対する思いは、素敵だなと感じました。
これから、もっともっと評価されてもいい人だろうなと思います。
 
浅野弥衛は、1914年10月1日、三重県鈴鹿市神戸の参宮街道に面した、江戸時代から刻み煙草屋を営む旧家に生を受けました。20代の頃、詩人でコレクターでもあった野田理一と出会い、野田を介して触れた同時代の海外の美術潮流や、彼の鋭い批評眼に触発された浅野は、抽象画家として歩む道を選びます。
1996年に81歳でこの世を去るまで、3度にわたる応召を除き、その生涯のほとんどを郷里ですごした浅野は、「日本人でなければ できない、日本の文化風土から生まれた抽象を確立したい」と語り、一貫して抽象画の可能性を模索し続けました。晩年に至るまで衰えることを知らぬ精力的な創作活動は、同時代の芸術家たちはもちろん、今なお後進たちへ大きな影響を与え続けています。
本展は、浅野弥衛生誕100年を記念して、1950年代以降の初期作品を中心に、その画業の足跡をたどるとともに、画家を取り巻く人々との関係にも焦点をあて、地元鈴鹿に根差した交流を紹介することで、新たな浅野弥衛像を浮き彫りにすることを 目的とするものです
。(三重県美術館ホームページより)
 
21日までなので、もう1回いってもいいなと思いながら 閉館ギリギリまで見ていました。
 
三重県美術館ではもう1つ 岡田文化財団設立35周年記念 コレクション展もしていたので見てきました。
みんな三重県美術館で見たことのある絵だけど、岡田文化財団ジャスコ)からの寄付の絵を並べて展示会を開くなんて、、、と思いながら、上手に展示してありました。
この絵を選ぶ基準はどこが持っているのかしらん、、、 と考えならが
 
三重県美術館に5時までいて、その後 いつも並んでいたり、閉まっていて行けなかった。津の有名なうなぎ屋さん「うなふじ」さんでうな丼を食べて、お土産を買って帰宅。