週末は美術館めぐり 富山・石川編
小松の子供歌舞伎をみて、次の日は内田鋼一さんの展覧会を見るという予定で計画を立てました。
しかし、北陸の温泉でホテルを取ろうとすると なんと 満室、、、
北陸新幹線と連休なので仕方ないかとあきらめ ビジネスホテルでやっと富山で空きを見つけて予約
一日目に 小松の子供歌舞伎フェスティバルをみて
富山まで車で走り
2日目は美術館めぐりをしてきました。
まずは
富山県水墨美術館
横山大観を見ました。
ポスターのデザインが 大観になっている。
北陸新幹線効果で たくさんの人が入っていました。
作品も名品がたくさんならんでいました。
作品の下のエピソードや大観語録の展示 大観の旅行かばんや旅行の時の携帯品なども展示してあり、大観先生の人となりが伝わってきた。
次は 本来の目的の内田鋼一さんの展覧会
「楽美術館」
お洒落な カフェのような入口ですが
入ってびっくりの美術館でした。
昭和の初期の家を改装して美術館したのだそうです。
中の柱や欄間が素晴らしい、そこに現代の建築も取り入れて 一枚板の天井や 大きなガラス張りの浴室、琳派を思わせる襖、苔が時代を物語るお庭、茶室、、、、
そこに、内田さんの作品がならんでいます。
奥の座敷には、膳が 庭がみえる廊下には、壺やこどもが遊ぶシーソーが
板張りの廊下には 白の大きな壺が そして白い壁には 内田さんの得意な黒の一輪挿しが
その場、その場に内田作品が置かれ 素敵な空間がありました。
ここに来て作り始めたという、ガラスの花瓶や器もよかった。
富山に来たら行きたい場所になった。 ライトアップする時期に行きたいけれど、、、、ちょっと遠い。
蔵には内田さんが海外で集めた くわやスコップが展示してある。
こんなの外国から持ってきたのか?と主人は呆れ気味
でも、内田さんの引き出しの多さや多彩さは、こんな道具の中にいろいろな人の思いや文化を感じる感性にあるのだろうと思う。
この美術館の展示を考え、自分の作品を配置するときの内田さんの様子が伝わる。
本当に素敵な空間でいい時間が過ごせた。
もし、富山に行くことがあったら、是非行ってもらいた展示会です。
朝から2つの美術館をめぐって、お昼過ぎになりました。
ちょうどこの日は、おまつりをしていて でっかい山を見ました。