私の好きな美術館 メナード美術館

イメージ 1

お気に入りの美術館にメナード美術館があります。
自宅から車で1時間あまりかかりますが、昨年は、ここの展示会はほぼ見ることができました。
 
企画展というより、所蔵品をテーマごとに選んで展示する形が多いのですが、、、
いつも楽しんで美術の旅ができます。そして、自分の所でこんな展示ができるだけの、いい作品がたくさんあるということなんだと思います。

今回は30周年記念で30のテーマで展示しています。
前期は昨年の101112月にあり最終日近い12月の末の週末に行ってきました。
前半15のテーマは
 
1、人の造形-西洋彫刻
アントワーヌ・ブールデル《弓を引くヘラクレスほか
 
島田章三《彫刻がある空間》
3、美しい女たち-西洋絵画

ジャン=バティスト・グルーズ《恋文》
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ《肖像》
エドゥワール・マネ《黒い帽子のマルタン夫人》
パブロ・ピカソ《オルガ・ピカソの像》
ほか

 
4、コレクションの旅-貸出
海外へ絵が運ばれる様子を写真で紹介してあって、アメリカで展示された絵を今見ている。いろいろな人がこの絵を見てどう思うのだろうと考えたり、アンソールの「仮面の中の自画像」は好きな絵で、この絵がポスターになりフランスの美術館の前に展示してあるのパネルを見て、一人うれしくなったりして、、

ジェームズ・アンソール《仮面の中の自画像》
フィンセント・ファン・ゴッホ《石膏トルソ(女)》

5、子どもたち

コンスタンティンブランクーシ《スタンディング・ボーイ》
エゴン・シーレ《緑の袖の子ども(アントン・ペシュカ・ジュニア)》
岸田劉生《麗子坐像》
前期)《笑ふ麗子》後期)ほか

日本画壇-東と西

横山大観《海に因む十題・黒潮前期)
上村松園《新秋》前期)
前田青邨《出陣》後期)
村上華岳《聖蓮華》後期)ほか

7 四季を描く

日本の美しさを表すのに、四季は大切なテーマです。ここでは、コレクションが形成された昭和後期を代表する四人の日本画家(山本丘人東山魁夷加山又造、吉田善彦)が四季を描きとめた作品を選びました。それらにはわが国ならではの自然の美しさや季節感が見出せます。

東山魁夷《雲立つ嶺》
加山又造《音》
ほか

 
8、近代工芸

板谷波山《彩磁草花文水差》
富本憲吉《白磁瓢形大壺》
荒川豊蔵《志野茶碗 銘暁雲》
黒田辰秋《螺鈿黒漆大名縞手筥》
ほか

 
9、日本の油画

藤島武二《西洋婦人像》
岡鹿之助《森の館》
小磯良平《競馬場にて》
ほか

 
10、梅原と安井

梅原龍三郎浅間山
安井曽太郎《卓上静物
ほか

 
11、熊谷守一
《斑猫》 《上向の裸》 《蔵王ほか
12、印象派

クロード・モネ《チャリング・クロス橋》
フィンセント・ファン・ゴッホ《一日の終り(ミレーによる)》
ポール・セザンヌ《麦藁帽子をかぶった子供》
ほか

 
13、20世紀の美術革新

パブロ・ピカソ静物ローソク・パレットと牡牛の頭》
ジョルジュ・ブラック《青いテーブルクロス》
アンリ・マティス《コリウール風景》
初公開コレクション
アンドレ・ドラン《ビリヤード》ほか

 
14、画材の美

ギュスターヴ・モローサロメの舞踏》前期)
マルク・シャガール《夏=収穫と落穂拾い》後期)ほか

 
15、語る静物

ジョルジオ・モランディ《静物
ベン・ニコルソン《1948.5.19(屋上=セント・アイヴス)》
ニコラ・ド・スタール《黄色い背景の静物


 
後期は、明日13日に行ってきます。